News:電子書籍業界をとりまくニュース
大日本印刷が電子書籍向けの著作権契約管理業務サポートサービスを強化
大日本印刷は各種コンテンツの著作権契約の管理業務サポートサービスを電子書籍向けに強化し、ASPサービスでの提供をします。
各種コンテンツの著作権や原稿料に関する契約をデータベース化し、印税計算ができるASPシステムを提供します。支払い通知書の作成や発送を大日本印刷が請け負うようです。機密情報を扱うので、運用はDNP内の設備である、高度な情報セキュリティ体制のあるインターネットデータセンターにて、実施するそうです。
こちらのサービスを利用することで、印税計算などの著作権管理業務のためのコストを削減し、かつ効率化がはかれます。
電子書籍向けに新たに追加した機能があります。
・短編1話分や連載1回分などの細分化した商品や、まとめて一冊とした商品など、状況に応じた形態での契約情報を管理して、煩雑な契約条件にも対応した印税計算ができます。
・電子書籍の半数は発売後6ヶ月以上たつと少数の販売になるのにあわせて、著作権者と契約した印税の最低支払い金額を設定して、未払い分の合計が設定額に達した段階で支払い業務をします。
・著者の死亡によって著作権相続に対応するデータベースを追加しました。相続の割合にあった印税を各親族へと支払いできます。このサービスはシステム基本使用料を20万円/月(税抜)とし、登録コンテンツ数に応じて課金します。
2011年11月から2012年3月までをトライアル期間として基本使用料のみで利用できるようです。
面倒な印税計算が簡略化されると快適ですね。
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Sony ReaderTM Store ソニーリーダーストア優待プログラム
ソニーリーダーストアにて、独自のポイントシステムがはじまりました。これは、ソニーポイントとは別の電子書籍の購入やイベントへの参加に対してのBook(独自のポイント)が加算され、ステータスが決まるというプログラムです。
購入金額に応じてソニーポイントが増えたり、キャンペーンの当選確率があがり、Bookというポイントに対しての有効期限はありません。 なので、ゆっくりステータス・アップをすることも可能な、損をすることのないポイント制度といえます。 リーダーストアのBook(ポイント)加算だけでなく、リアルイベントへの参加権利や、限定品の優先販売、またはプレゼントなど、お店の盛り上げ貢献に応じた特権が得られるのも特徴です。
現在、Reader Store 優待プログラム開始記念キャンペーンにつき、2011年12月1日(木)〜2011年12月31日(土)の期間に限定でBook(ポイント)の2倍プレゼントを実施するもようです。お買い得期間ですね。